ファーティフ・テリム、1年間、ナショナルチーム監督へ 就任
2013年08月22日付 Milliyet 紙

トルコフットボール連盟は、ガラタサライのファーティフ・テリム監督と1年間の契約合意に至った。
ファーティフ監督は、1年間の間、ガラタサライ監督を兼務する形でナショナルチームを率いる。同氏は20時30分(日本時間23日未明)、イスティニイェの連盟本部で契約にサインし、今の気持ちを語った。


ガラタサライのファーティフ・テリム監督は、トルコフットボール連盟とナショナルチーム監督の契約を交わした。契約期間は1年間。

イスティニイェのフットボール連盟本部で行われた就任式には、テリム氏、ユルドゥルム・デミルオレン連盟会長、連盟幹部らが出席した。就任式ではユルドゥルム会長がトルコサッカーにおける新たな時代の始まりを告げ、「全力でチームに貢献しようと努めてきた(前監督の)アブドゥッラー・アヴジュ氏に感謝したい。時には、サッカーで望んだ結果を得られないこともある。しかし、サッカーは続いていく。ナショナルチームは多くの問題を抱えているが、解決に導く人物がここにいる。幾多の成功を収め、今なお成功を求めているファーティフ・テリム氏と合意に至った。私は、まずガラタサライに、そして、兼務と言う形で重責であるナショナルチーム監督を引き受けてくれたテリム氏に大変感謝している。氏は頑として金銭的要求をしないが、私は、(金銭は)職責に対する報酬であると思う。このことについては次の連盟幹部会で結論を出すつもりだ」と話した。

■ファーティフ・テリム監督の発言内容は下記の通り:

「トルコフットボール連盟でご尽力頂いた皆様には大変感謝しております。ナショナルチームより重要なことなどありません。トルコ人は、トルコのサッカーで一つとなります。クラブ側からも理解が得られ、代表監督就任が確定しました。もし、皆が一体とならねば、私でも他の方でも、何一つ上手くなしえません。皆様一人一人に我々は支えられております。力を合わせ、目標達成へ向かいましょう。2014年5月までに迅速にタスクを配分し、チームを始動させます。監督就任に当たり、不安は何一つありません。一刻も早く(チームを)診断し、治療を始めたいところです。我々の合意は、「我々はブラジルW杯に行けるのだろうか?」との問いとは全く別のところにあります。我々の主な任務は、これまでにないことを一刻も早く行うことです。」

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:31249 )