偽警官電話詐欺事件、後をたたず
2013年08月26日付 Milliyet 紙


電話で警察、検察、さらには裁判官と名乗り、電話の相手に「あなたの逮捕状が出るところである」と述べて金品をだまし取る詐欺師が後を絶たない。2013年8月までに警察に届けられた53の事件でだまし取られた金額は、約1,000万リラ(約4億9千万円)にものぼる。このお金の一部は警察によって取り戻された一方、逮捕された99人のうち45人は送検された。

番号は秘密にされている。

電話で警察、検察と名乗る詐欺師たちは、逮捕されないために、金品を一つの袋に入れて、それをゴミ箱に置くよう指示している。警察は、詐欺師たちがパソコンのプログラムを使用して自らの番号を隠し、被害者近くの交番の電話、裁判所の電話番号、さらには被害者自身の携帯の電話番号さえ把握していることがわかった。容疑者はこれらのおかげで被害者に対して信ぴょう性を勝ち得、生中継をしている市の防犯カメラを利用し、人々の衣服を把握し、追跡されていることがわかるようにさえしていることが明らかにされた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:新井 慧 )
( 記事ID:31272 )