CHP、「シリアでの戦争にノー」集会
2013年09月02日付 Hurriyet 紙

共和人民党副党首ギュルセル・テキンは、シリアへの軍事作戦が実行される場合、新たな許可証の必要はないと述べた首相レジェプ・タイイプ・エルドアンに、「あなたは最高審議の場[をないがしろにする]罪を犯した」と述べた。テキン副党首はこの先「シリアでの戦争にノー」集会を行うと述べた。テキン副党首は、エルドアン首相が一昨日放送された「国民への奉仕の道で」という演説での発言を次のように批判した。

■罪を犯す

「首相は、一昨日『シリア問題に新たな認可証の必要はない。現行の認可証がこれに対応しうる』と述べた。おそらく、法律家は首相をこの問題について警告しなけ ればならない。なぜならば、彼が触れたことは、最高審議の場で諮ることである。首相が想定している以前の認可証とは、シリアがトルコの戦闘機を撃墜したことを受けて発せられたものだ。これには、すべての政党が支持を表明した。しかし、今日戦争称揚が問題なのである。つまり、そこにはまったく新しい状況と可能性がある。そのため、新しい認可証を出さねばならない。そうでなければ、罪を犯することになろう。

■平和な日々に

全世界が9月1日の世界平和記念日をお祝いしている時に、その前日に首相が戦争への称揚を行ったことは、恐ろしいことである。世論はこれについて注意しなければならない。全世界が反対をしている中、首相は自国の内政の行き詰まりを解消するために、世界に逆行した振る舞いをして、戦争を望んでいる。私たちは共和人民党として、この流れに「待った」をかけるために、今後様々な地域で「シリアでの戦争にノー」集会を行う予定である。全ての国民にこの気持ちに共鳴してもらうように呼びかける。」

■戦争になることを望んでいる

共和人民党副党首エルドアン・トプラクは、書面での発表で、イギリスの下院がシリアに向け実施される可能性のある軍事介入への参加を否決したこと、合衆国大統領バラク・オバマがシリアへの軍事介入の前に議会の承認が必要であると述べたことに触れた。シリアへの介入への真の演者たちが議会にこの歴史的な問題を持ち込む中、公正発展党がこのことから逃げていると述べ、「公正発展党は、トルコ大国民議会を無視している。公正発展党は、国民の意志を無視して、国を戦争へと突っ込もうとしている。何百万人ものムスリムが亡くなることで公正発展党は何を得ることができるのだろうか」と述べた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:31328 )