アルンチ副首相、東京の条件は私たちよりすごくよいとはいえない
2013年09月08日付 Yeni Safak 紙

副首相ビュレント・アルンチは、東京が2020年のオリンピック開催の権利を得たことに関して、「思うに、とても称賛され、拍手をされた。しかしいくつかの理由でふるいにかけられたわけではない。最初の投票ではマドリード、スペインをふるいにかけた国となった」と述べた。アルンチ副首相は、「私達は運がなかった。しかし、トルコは存在感をとても大きく感じさせた」という表現を用いた。

■東京の条件が私達よりすごく良かったわけではない

「何年も私達は準備をしてきた。これ以上行うべきことはもうなかった」と述べたアルンチ副首相は、「にもかかわらず、トルコが選ばれなかったならば、私達はその理由を調査しなければならない。東京の条件が私達よりすごく良かったわけではない。そのことは皆知っている」という形で話した。

■若者達は、私達をあらしめた歴史を知るべきだ

副首相アルンチは、話を次のように続けた。
「若者達は、まず近い時代から、その後私達をあらしめた歴史を必ず学び知るべきである。これについては、テレビで放映番組があり、素晴らしい本も出版されてい る。私達も、関係機関であるトルコ歴史協会をさらに機能的なものにする。新たに育つ若者達が、恐らく高校時代から歴史に関心が湧くと考えている。歴史を知ることは将来を知ることである。単に過去を知ることではない。」



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:31396 )