バス停で女性に失礼な声をかけた若者に、1年求刑
2013年10月04日付 Radikal 紙


若い女性が、メトロバスのバス停で歩いている時に声をかけ後をついてきた人物を訴えた。防犯カメラの映像をもとに20歳のR.U.が逮捕され、1年以下の懲役が求刑された。

ウスキュダルのバス停、アルトゥニザーデでE.Dさんという若い女性に口頭でわいせつ行為をしたとされるR.Uに1年以下の懲役が求刑された。

■「ねえちょっと、待ってよ」

アナトリア共和国検察の家族保護・婦女暴行罪捜査課が作成した起訴状では、被害者のE.Dさん(29歳)は今年8月にズィンジルリクユからメトロバスに乗り、アルトゥニザーデで降りてアジュバーデム方面へ歩いていたところ、R.U(20歳)に尾行されたと述べられる。起訴状ではR.UがE.Dさんを尾行した際、背後から「ねえちょっと、待ってよ」などと声をかけたとされ、「被害者をしばらく尾行し、E.Dさんがある敷地の警備室に近づいた際に容疑者が逃げ、そこから離れた」と述べられた。

■「罪は告訴次第」

検察当局は、R.Uが被害者のE.Dさんをつけて声をかけ、若い女性を不安に陥れた行為が、訴えられれば罪になると主張。E.Dさんは和解を望んでおらず、告訴していると述べた。R.Uについて「迷惑行為」の罪で3ヵ月以上1年以下の懲役が求刑され、裁判が開かれた。R.Uは近々アナトリア簡易刑事裁判所で裁判官らの前に立つ。

■ひったくりとわいせつ行為の告訴が増加

8月にひったくりとわいせつ行為の告訴が増加したことから、警察は街頭に設置されているカメラのテープを調査。確認された容疑者の映像は警察官に配られた。告訴状によると、メトロバスから降りたE.Dさんという女性は歩いている途中でつけられていることに気づき、ウスキュダルのアルトゥニザーデで、ある敷地の警備員に警察を呼んでほしいと伝えた。警備員は短パンにサンダルをはいた人物を警察に伝え、すぐに現場に駆け付けた犯罪防止支局の警官隊が容疑者を逮捕した。捜査により、R.Uには過去にも薬物使用や恐喝、窃盗、傷害の罪歴があることが分かった。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:31606 )