ホセイニヤーン議員「ロウハーニーは革命の原理を英雄的に守った」
2013年10月01日付 Iran 紙

 革命永続戦線中央評議会の委員を務めるルーホッラー・ホセイニヤーン師は、ロウハーニー大統領は革命の原理を英雄的に守ったと指摘した上で、「西洋との交渉で勝利を収めることができるかどうかは、イラン当局が力強い立場を守ることができるかどうかにかかっている」と述べた。

 同師は国会通信とのインタビューの中で、大統領のニューヨーク訪問について触れ、「革命最高指導者は『英雄的柔軟性』という外交政策の枠組みを提示した。ロウハーニー博士もニューヨーク訪問で、この枠組みに基づいて演説を行った。それゆえ、大統領はこの訪問で、英雄的に〔体制の〕原理・原則や国の核の権利、パレスチナ国民の抑圧された状態〔への批判〕、そしてシリアにおけるイランの戦略〔的立場〕を適切に守ったと言える」と語った。

 同師は、幸いなことにロウハーニー博士の口調・発言は革命最高指導者の命令・勧告に基づくものだったと指摘した上で、「総じて、大統領の演説でのパフォーマンスはすばらしいものだった。われわれは政府のニューヨーク訪問を前向きに評価する」と付け加えた。

 ホセイニヤーン師は、イランに対するアメリカのスタンスは一朝一夕に変わるものではないと指摘した上で、ニューヨーク訪問の最後にイラン大統領がオバマと電話会談したことについては、同意できないと述べた。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:31612 )