イラン国営放送、昨年の地震報道で《デニス・アンソニー記念賞》
2013年10月03日付 Jam-e Jam 紙


イラン国営放送は、国際的にも名のある放送賞《デニス・アントニー記念賞》(2013年)を受賞した。

ニュースセンターによれば、アジア太平洋放送連合(ABU)は、木曜日(10月3日)に声明を発表し、「イラン国営テレビは、昨年、同国の東アゼルバイジャン州で起きた大規模な地震に関する優れた報道により、この特別な賞に選ばれた」と伝えた。

この声明のなかで、「同賞はアーバーン月はじめ(10月末)に、ベトナムの首都ハノイで開かれるABUの第50回総会において、IRIB(イラン国営放送)に授与される」と発表された。

アジア太平洋放送連合は、非営利、かつ、いずれの政府とも関わりをもたない団体であり、1964年に域内放送局の発展を目的として創設された。

来年、創設50周年を迎えるABUには、アジア大陸、および、太平洋地域63ヶ国の255の放送局が加盟しており、世界最大の放送連合とされる。

また、「アジア・ヴィジョン」は、ABUのニュース交換部門であり1984年にIRIBを含む5機関によって創設された。加盟局は、現在では28に達し、年間9000件を越えるニュースが相互提供されている。

イラン国営放送は、これまでに《デニス・アンソニー記念賞》を3度受賞している。

《デニス・アンソニー記念賞》は、ABUが、CNNや欧州放送連合(EBU)、アラブ諸国放送連合(ASBU)との協賛により、その年の最も優れたニュース報道に授与するものである。

同賞は、ABUの上級ディレクターで1996年に亡くなったデニス・アンソニーにちなんで、創設された。

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( 翻訳者:8400001 )
( 記事ID:31632 )