イスタンブル大渋滞、エルドアン首相「公共交通利用を」
2013年10月12日付 Milliyet 紙

エルドアン首相は、イスタンブル市営交通(İETT)バス新型車両の運行開始式典でスピーチを行った。

エルドアン首相は、「公正発展党政権(AKP)を攻撃する、紙面あるいは映像メディアは、寝ても覚めても『イスタンブルの交通状況はどうなってしまうのか?』という話題を議論している。私の国や国民について世界に向けて報じない、世界で起きた出来事をここで伝えない、これはそういう姿勢だ」、「イスタンブル居住者としては、特に自動車と我々の関係から目を逸らすことはできない」、「交通には自家用車ではなく、公共交通機関を利用すべきだ」、「最近イスタンブルで発生している交通渋滞は一時的なものだ」と語った。

エルドアン首相は、アタシェヒル・アナドル・バスターミナルでの、İETTバス新型車両758台の運行開始式典に参加し、スピーチでイスタンブルの交通問題に言及した。首相のスピーチはメディア批判からスタートした。首相は、「公正発展党政権を攻撃する、紙面あるいは映像メディアは、寝ても覚めても『イスタンブルの交通状況はどうなってしまうのか?』という話題を議論している。私の国民や同胞について、世界に向けて報じない、世界で起きた出来事をここで伝えない、これはそういう姿勢だ」、「最近では、ロンドンでは特定の時間、大金を支払わないと特定の場所に入れないようになっている。私が市長だった頃には、ある提案もした。すると、「(渋滞緩和のため) 市長がイスタンブルへ来ることを禁じているらしい」と言われた」などと発言した。

■「交通における燃料消費の節減に取り組む」

エルドアン首相は、「我々これまで歩んできた段階の結果、どうなったか?政権に就いてから今日まで、我々の考え方を信頼しているイスタンブル市民は、これまで我々を政権から引きずり下ろしていない。なぜなら我々は、スローガンだけの政権ではなかったからだ」とも話した。「イスタンブル居住者としては、特に私たちと自動車の関係から目を逸らすことはできない」と話したエルドアン首相は、「交通には自家用車ではなく、公共交通機関を利用すべきだ。特にトルコは産油国家ではないので、燃料に恵まれた国ではない。交通における燃料消費の節減に取り組むことは必須だ」と話した。

また最後にエルドアン首相は、「最近イスタンブルで発生している交通渋滞は一時的なものだ」と付け加えた。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:31671 )