イスメト・ユルマズ国防相は、長期の兵役期間を改定し12ヵ月に短縮する件の調整につき、「来週の月曜日(10月21日)の閣議で、統合参謀本部が行った作業が議題となる。この作業に従い、閣議で兵役期間短縮の導入時期が明らかになる」と述べた。
ユルマズ国防相は、イノニュ邸(故第2代トルコ大統領イスメト・イノニュ氏が幼少期に過ごした邸宅)で行われた公正発展党スィワス県支部主催の祝祭日プログラムの後、報道関係者の質問に答えた。同相は、長期の兵役期間を改定し12ヵ月に短縮する件の調整に関して質問を受け、「来週の月曜日(10月21日) の閣議で、統合参謀本部が行っている調整が議題となる。この調整の結果、閣議で兵役期間短縮の導入時期が明らかになる。つまり、閣議で(導入時期が)2014年3月以前のいつになるのか明らかになる。間もなく決定し、約7万の兵士が命令文書を受け取ることとなる。上手く進展するように」と話した。
■「短期の兵役期間(短縮)に関する改定はなし」
ユルマズ国防相は、兵役期間調整に関する質問に対し、「[現時点の]短期の兵役期間(短縮)に関する改定はない。ご存じの通り短期の兵役期間は6ヶ月である。あっという間の期間だ」と答えた。
同国防相は、大学卒業後12ヶ月間予備役将校として兵役に就く者に対しては2,000トルコリラ(約99,614円)以上の報酬が支給されると発言し、「更に、多くの同胞が長期の兵役に就きたいと嘆願してくるのだ。兵役期間短縮を望むものは皆無であり、このこともはっきりと言っておきたい」と述べた。
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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:31710 )