サアド・ハリーリーとナジーブ・ミーカーティー
■0.3%のレバノン人が国内の48%の富を独占
【ベイルート:アナトリア通信】
ある経済レポートが報告したところによると、レバノン人8,900人、すなわちレバノンの総成年人口のわずか0.3%の人々が、国内の私有財産の48%を独占している一方で、99.7%を占める人口の大半が、910億ドルに相当する国の富の52%を占めるのみである。
レバノンの経済誌「エグゼクティブ・マガジン」は今週号において、これはスイスのクレディ·スイス銀行から先週発行されたグローバル·ウェルス·レポート2013に基づいた計算に依拠していると述べた。そして、民間部門の全財産の住民間での富の分配の不平等に関して、レバノンはロシア、ウクライナ、カザフスタンに次ぐ世界第4位を占めていることが明らかになった、とした。
同レバノン誌はそのレポートに関しては「フォーブス」誌に基づいている。フォーブス誌は世界の富豪を格付けしており、レバノンのナジーブ・ミーカーティー暫定政府首相とラフィーク・ハリーリー元首相の二家族は、それだけで140億ドル、すなわち全私有財産の15%を保有しているという。
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( 翻訳者:田村颯 )
( 記事ID:31745 )