アブダビ証券取引所(本紙)
■湾岸経済において上向き指標
【ベイルート:本紙】
世界的な金融危機後、地域及び国際金融市場の減速を見る中で、中東地域の金融市場はより高い取引高を記録し、海外投資家の高い関心を集めはじめた。湾岸協力会議(GCC)諸国の経済においては、小売、観光、不動産、インフラなどの多くの分野で上向きな指標が現れて来ている。
このデータは、デロイト・ミドルイーストが当該地域の金融市場の信頼性について作成した「鈍い進歩から速やかな進歩へ」と題された最初の調査に基づいている。これによると、サウジアラビア証券取引所、ドバイ金融市場、カタール証券取引所が「来る1年の間に、湾岸協力会議国において、最も活発な金融市場になり、また同様に地域的、および世界的金融市場にIPO(株式の新規公開)を開始することを考えている輸出業者の数が著しく増加する」と予測されている。
その調査は、湾岸協力会議加盟国の地元及び国際銀行内の主要金融市場の専門家30人とともにデロイトが開催した会議をもとに作成され、中東、北アフリカ地域をカバーしている。多くのテーマを扱っているが、その中には、マクロ経済の環境、修正プロセス、株式公開、法的諸規則、その他のテーマが含まれていた。
(後略)
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( 翻訳者:綱川晴美 )
( 記事ID:31760 )