トルコ南東部やシリアのロジャヴァで、YPG(PKK系武装組織)を襲ったアルカイダ系グループに物資支援を行いさらに兵士を送り込んだとして、ヒズボラと共に活動を行っているいくつかの団体や組織に対し、攻撃が行われるのではないかという緊張が高まっている。
これらの地域で生じているPKKとヒズボラの間の緊張は、一昨日ジズレで事件へと発展した。ジズレ市メム・ズィン文化センターの職員でYPG活動家であるメフメト・カラネは、ロジャヴァのティルベシピイェ地区のとある場所に仕掛けられた爆弾で死亡したが、彼のために作られた弔問のためのテントを訪問しようとしたグループに対し、一昨日の晩ヒズボラ系のグループが棍棒とナイフで襲撃した。棍棒とナイフを使った襲撃では、アリ・ギュンという名の人物が足を怪我し、2人が誘拐された。襲撃後、午前中は店舗などのシャッターは降ろされたままであった。二つのグループ間と思われるこれらの衝突を防ぐため、郡中心部で装甲車がさらに投入され、警備が最高レベルまで引き上げられた。
1990年代には2つの組織間で起こった衝突で何十人もの人々が亡くなり、何百人もの人々が負傷した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:31775 )