マルマライ試験運行で、トラブルはあったのか?
2013年10月28日付 Cumhuriyet 紙


共和人民党(CHP)副党首ウムト・オラン氏は、今日開通するマルマライ鉄道線で10月25日にビナリ・ユルドゥルム交通相、トルコ国営鉄道総局、あらゆる省庁の官僚も参加した自動試運転の最中に事故が発生し、車両の一つが廃棄されたと主張した。

オラン氏は、線路での衝突によるこの事故で、大臣と官僚たちが半時間にわたって車両に閉じ込められたと主張した。質問書を提出してトルコ大国民議会でこのことを問題としたオラン氏は、マルマライ鉄道線のいくつかの区域の地下で陥没が起こったが、開通に間に合わせるために、応急措置として充填が行われたという噂の解明も求めた。

■第二の「パムクオヴァ」とならないように

運輸業労働組合連合、機械エンジニア会議所、北部森林保全組合は、専門家らによるさまざまな警告にも関わらず開通された高速鉄道が2004年7月にサカリヤ県パムクオヴァ郡で起こした事故で41人が命を落としたことを引き合いに出し、「マルマライで第二のパムクオヴァ事故が起きないように」と警告した。専門家たちは、プロジェクトは全体として計画されたものであるにも関わらず、小分けにして開通されたことが、信号システムと指令センターにリスクをもたらし、深刻な衝突事故を誘発することになると強調した。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:31817 )