イスタンブルの市営バス、WiFi+携帯充電サービス導入へ
2013年11月12日付 Zaman 紙

イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長が臨席する中、ベイリキドゥズュで出発式が行われ、新型バス100台が運行を開始した。トプバシュ市長は、一部バスにはWi-Fiが搭載されており、スマートバス時代へ移行したと述べた。携帯充電用機器も搭載されたバスは、本日運行を開始した。

ベイリキドゥズュ、アヴジュラル及びエセンユルトで運行される新型バス100台は本日、式典を以てイスタンブル市営交通局(İETT)所属車両に加わった。ベイリキドゥズュで実施された出発式にはイスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長、ベイリキドゥズュのユスフ・ウズン市長、エセンユルトのネジュミ・カドゥオール市長、ハイリ・バラチュルİETT局長が出席した。

ベイリキドゥズュ市民も高い関心を示したこの式典でカーディル・トプバシュ市長は、İETT所属バスに加わる新型バスが地域交通において重要な任務を引き受けるだろうと述べた。スマートバス時代への移行を強調した同市長は、一部バスには、Wi-Fiサービスが導入されており、また市民が携帯電話を充電することが可能になると述べた。

交通が都市の発展における重要な基準である事を強調したトプバシュ市長は、Wi-Fi付バスの紹介も行った。「今回我々がイスタンブルで導入した特色はスマートバスです。このバスの特色として、インターネット接続を可能とし、ソーシャルメディアのフォローを可能とするシステムネットワークを構築しました。更に、携帯電話を充電できるシステムも導入しました。ブースト充電というシステムで携帯電話が充電されることでイスタンブルに時間の節約をもたらすでしょう。」

■ マラソン、市民はグループごとに

11月17日に実施予定のボーダフォン・イスタンブルマラソンにも言及したカーディル・トプバシュ市長は、マラソンでいくつか変更が行われると伝えた。ユーラシア・マラソンという名称を変更したとして、以下のように述べた。
「一部変更を以てマラソンを実施します。市の宣伝のためにこれらの変更を行いました。多少異なったスタートとなり、イスタンブル市に大きく貢献するでしょう。マラソンランナー約3万名の参加を予想しておりますが、おそらくこれより多くなるでしょう。市民ランとしては10万人超となるでしょう。橋の安全性を考慮し、市民ランではこれをグループ分けし、時間差で橋を渡るようにします。橋で危惧されるような事態が発生しないように。イスタンブルにとって重要な利益となるであろうと考えております。マラソンはTRTで生中継放送されます。」

マラソン前に一連の対策が講じられると述べたトプバシュ市長は、「新たな実施策が行われます。第二大橋を利用する形で変更が行われます。前回は15分につき2-3グループという形で橋へ入らせました。今年はこれに類似した要項で実施します。このイベントの宣伝価値は計り知れない程大きいものです」と語った。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:31958 )