ビルド紙は、U-17代表チームにおいてサミ・ケディラ、ケヴィン=プリンス・ボアテング、デミス・アオゴといったドイツ人サッカー選手らと共にプレーしたブラク・カラン(26)が、戦場に向かった者たちに連なりシリアにおけるアサド政権による爆弾攻撃でばらばらになって死亡したと報じた。
ドイツの新聞は、今日大見出しでブラク・カランを報じた。ブラク・カナンは、レバークーゼン、ヘルタ・ベルリン、ハンブルクそしてハノーファーの若手チームでプレーした後、アレマニア・アーヘンに移籍し、2008年7月1日、20歳の若さでサッカー界を引退した。
報道では、妹のズハルが話したところによると、ブラクはサッカーを引退した後、ジハードのことしか話さなかったという。ブラクは、アルカイダと関係があったとの疑いにより連邦検事総局によって監視されたが、逮捕には至らなかったという。
また、「ブラクは、シリアの戦闘員を支援するため医療薬をはじめとする寄付を集めて送っていたという。しかし支援が現場に行き届かないとわかると7か月前に妻と2人の子供を引き連れトルコ国境へ向かった。10月11日、トルコ国境から2㎞の距離にあるアズィズ町にほど近いある村で、政府の空爆によって亡くなった」と報じた。
ビルド紙は、ブラクの兄弟ムスタファが、現在23歳のブラクの妻ギュルシュムと3歳の息子アブドゥッラー、10か月のアブドゥッラーマンを、難民キャンプで探していると述べた。
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( 翻訳者:池田桃香 )
( 記事ID:32023 )