マルマライの開通により、ゼイティンブルヌの住宅賃貸価格が21%、カドゥキョイの住宅販売価格30%上昇した。
アジアとヨーロッパを海底からトンネルで結ぶマルマライは一年のうちに、路線が走る地域の不動産価格に大きく影響を与えた。
Sahibinden.comのデータによると、賃貸住宅の価格で最大の上昇はカズルチェシュメ駅のあるゼイティンブルヌ区であった。同区で2012年に 700リラだった賃貸住宅の平均価格が、2013年に21%上昇し850リラに達した。ゼイティンブルヌ区に続いて、カドゥキョイ区で17%、ファーティフ区で13%、そしてウスキュダル区で6%の上昇があった。
ゼイティンブルヌ区において賃貸に出された住宅の広告数では、一年間で271%、売りに出された住宅の広告数では328%の上昇が見られた。
住宅販売価格が2012年との比較で30%の上昇を示したカドゥキョイで、2012年に平均37万リラだった住宅価格が、2013年には48万リラになった。 カドゥキョイ区で見られる価格上昇は同区がメトロ、メトロバスそしてマルマライといった交通機関の拠点となっているためであり、カドゥキョイに続いて、ゼイティンブルヌ区で18%、ウスキュダル区とファーティフ地区で14%の上昇があった。
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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:32089 )