UAE:アブダビ環境庁:太陽エネルギーに1550億ドルの湾岸の投資
2013年12月10日付 al-Hayat 紙
ラザーン・ハリーファ・ムバーラク アブダビ環境庁事務局長
■アブダビ環境庁:太陽エネルギーに1550億ドルの湾岸の投資
【アブダビ:シャフィーク・アサディー】
アブダビ環境庁のラザーン・ハリーファ・ムバーラク事務局長は、湾岸協力会議(GCC)諸国は「気候変動問題に直面し、エネルギー源の多様化を目指して取り組んでいる」と述べた。そして同氏は、「原子力エネルギーや太陽エネルギーの生産プロジェクトなど、その実現のための計画の採用に注目した。また、GCC6ヵ国は「1550億ドル超の投資で、84ギガワットを超える発電能力を持つ太陽光発電所の建設を開始し、2017年までに完成が予定されている」と発表した。
同氏は、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアが「現在実行中のほとんどのプロジェクトへ投資しており、これらのプロジェクトにおける主要な市場となっている。そして、UAEは、低炭素な再生可能エネルギー源への移行と、現行の発電所や石油やガスの生産に伴う温室効果ガスの排出削減に取り組んでいる」ことを明らかにした。そして、「私たちはエネルギー需要の管理に関する政策を通じて、エネルギーの過剰消費の削減を目標としている」と述べた。
本紙への談話の中でムバーラク氏は、「環境庁は環境のデータに関するアブダビの世界的なイニシアチブを通じて、4年間に渡って研究を準備する。そしてそれらは、12のプロジェクトを含んでいる。それは地方、国、地域レベルでの5つの軸を覆っており、環境、水源、沿岸地域、社会・経済的体制、地域の気候変動のトピックを取り扱っている」と述べた。
同氏は、「この研究はアラビア半島での気候変動発生の影響を評価することに貢献するだろう。そして、それは基礎データを提供し、その情報は私たちが気候変動の影響を抑えるための法律や制度を制定することに役立つだろう」と述べた。そして、「地域は現在、地域の気候が大気中の温室効果ガス濃度の増加にどのように影響するかを明らかにするアセスメントを必要としている」と述べた。
(後略)
本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:田村颯 )
( 記事ID:32234 )