トルコからロシアのソチに建設労働者として働きに行っている14人が拘留された。本紙と電話で話した労働者のカドゥリ・バラン(39歳) は、パスポートの刻印を偽造したという理由でロシア当局によってソチで拘束されたと説明した。バランは、「ソチに70日前にハズィーネダルオール建設の工事現場に働きに来た。私たちが来た時にロシア当局は私達のパスポートを押収した。私たちはパスポートをモスクワに送り刻印をすると伝えられた。40日間働いた後、12月16日にトルコに戻るために出発した。しかしソチの港から出発するときに、彼らはソチを後にできないと伝えた」と述べた。働くためにディヤルバクルからソチに来たバランは、ロシア当局が彼らにパスポートの刻印が偽造であると伝えたと説明した。バランは、「彼らは私たちのパスポートを押収した。ここでの滞在許可は先月の25日まであったはずである。私たちは給料ももらっていない。さらに彼らは、1月9日に私たちを裁判所に出廷させた。1月13日にもう一度審理がある」と付け加えた。
ハズィーネダルオール建設が彼らを支援してくれないとするバランは、「私たちを下請けのフェルディ・カラカシュに転籍させた。しかし全く支援をしてくれない。途方にくれている。私たちはここで会社の飯場で生活している。しかしハズィーネダルオール建設の名に泥を塗るなと私たちを支援しない」と話した。とにかくトルコに戻りたいとしたバランは、トルコ当局に支援を呼びかけた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:32561 )