関係閣僚、渇水に懸念を表明
2014年01月19日付 Zaman 紙


この一か月でキロ単位3,5リラまで上昇したジャガイモの価格とキロ単位12リラまで上昇した乾燥インゲン豆の価格の値上げに関する論争はまだ続いている。最近では肉類の価格が4リラ値上げされた。

上昇する食品価格と来年にかけての物価高において、この冬に起きている干ばつは憂慮すべきだ。メフディ・エケル食糧農業畜産大臣は農地の干ばつに 対する懸念を表明した。エケル大臣は、「恵みの雨がなくならないように、たくさん降るように祈りましょう。しかし懸念しております。現段階では農地の干ばつに関してこう言えます。雨が降ればかなり安心できるでしょう」と述べた。

メフディ・エケル大臣はブルサ県のミュニル・カラルオール知事を訪問した。そこで記者の質問に答えたエケル大臣は、ジャガイモや乾燥インゲン豆、肉類の価格上昇について、値上げは事実を反映していないと主張した。エケル大臣は「狼は霞がかった天気を好む」という言葉を思い起こさせ、干ばつと食品価格について次のように述べた。「雨はありませんが天気は少々もやがかかっています。好ましい表現ではありませんが、誰かがでっちあげたのです。価格は真実ではありません。つまり平均価格は事実を反映していません。正しくないのです。誰が不安の中で何かを見いだせると言うのでしょう。カオスロビーとでもいいましょうか。確実に彼らはこの件に関わっています。乾燥インゲン豆にしろジャガイモにしろ、生産不足も市場での品不足もありません。品物は需要を大きく上回るほど、市場にでています。取引はスムーズに行われています。これは完全に仕組まれています。仕入れた品物の0,2%をまるで全てのように見せているのです。乾燥インゲン豆はトルコで19万5千トン生産されています。イスピル産の豆のシェアは0,2%です。市場のインゲン豆の価格をつり上げています。ご覧の通り価格はそこまで来ていると言っています。98%の品種の価格は別です、別物なのです。ジャガイモも同様の状況です。」

肉類の価格においても上昇は見られないと述べたエケル大臣は、「価格上昇は事実ではありません。生産者がすでにそう言っていました。誰かが輸入を求めています。投機的です。問題はこれなのです」と話した。

農地の干ばつについて懸念を表明したエケル大臣は次のように述べた。「気がかりなのは農地の干ばつです。今までただ憂慮しているばかりです。次の週で雨が降るといいのですが。そうしたら農業に関してこれから影響を受けることはないでしょう。では起きるとしたら何が起きるでしょうか?干ばつ対策の計画があります。2007年に干ばつ問題が発生した際、世界に二つしかない干ばつ試験センターの3つ目をトルコに設立しました。数々の研究がなされています。必要なくなるといいのですが。恵みの雨がなくならないように、たくさん降るように祈りましょう。現段階では農地の干ばつに関してこう言えます。雨が降ればかなり安心できるでしょう。」

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( 翻訳者:小川まどか )
( 記事ID:32633 )