ハーメネイー最高指導者「国の抱える諸問題はジハード的マネジメントによって解決」(上)
2014年01月14日付 Jam-e Jam 紙
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、テヘラン市議会議長ならびに同議員ら、テヘラン市長ならびに同副市長ら、及びテヘラン州内の各市の市長らと面会し、イスラーム的生活スタイルにあった空間を作るためには、テヘラン市内の建築物のあり方に特別の注意を払う必要があると指摘した上で、「巨大都市テヘラン、そして国を運営する際には、神への思いを保ちつつ、科学・知性に依拠しながら国民に奉仕する精神、すなわちジハード的マネジメントの精神が支配する必要がある。そうすることで、諸問題を克服し、前進することが可能となるのだ」と強調した。
最高指導者事務所の広報サイトが伝えたところによると、同師はテヘラン市議会の新たな議員ら、ならびにテヘラン市長に対し、国民に奉仕する機会を手に入れたことに祝意を表し、テヘランの重要性は一大都市のそれを越えるものであるとした上で、「テヘランは国の繁栄と利益、幸福、そして生活スタイルを象徴するものである一方で、全国の諸都市に対しては、進むべき方向性を示すモデルでもある」と語った。
イスラーム革命最高指導者はここ数年間のテヘラン市の奉仕に謝意を示した上で、「大気汚染や交通渋滞、人口過密などテヘランには一部の問題が存在するが、しかしにもかかわらず、市内を清潔に保ったり、緑や公園を維持したり、ハイウェーや橋梁を建造したり、地下鉄網を拡大したり、スポーツをするための空間を作ったりするなど、市がさまざまな分野で行ってきた施策は極めて優れたものだった」と付け加えた。
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、これらの成功の秘訣はジハード的マネジメントによるものだとした上で、「もしジハード的マネジメント、すなわち神への思いを保ち、科学と知性に依拠しながら勤勉に励む姿勢が〔国の責任者らの仕事を〕支配するならば、現在のように世界の列強が卑劣な圧力をかけてこようがこまいが、国が抱えている諸問題は解決可能であり、国の前進運動は継続されるだろう」と強調した。
同師はテヘラン市議会にはさまざまな考え方・意見が存在する〔※〕としながらも、「議員ら全員の意志が市民への奉仕と労働にある限り、崇高なる目的達成への道において、これらの多様な意見は決して対立するものではないだろう」と指摘した。
※訳注:現在のテヘラン市議会では、改革派系の勢力と原理派系の勢力が拮抗していることを指す。
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
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