なお続く、警察でのショック異動―収賄捜査関係
2014年01月22日付 Hurriyet 紙


アンカラとイズミル警察において解任ショックが続いている。

「大規模収賄」捜査後、警察における解任と異動の衝撃は、エフカン・アラ内務大臣の到来により、フルスピードで続いている。アンカラ警察において大半が密輸及び組織犯罪(KOM)局と公安の担当警視や警部クラスをはじめとして、470名が異動された。

■470名が異動した

12月17日捜査後、アンカラ警察では11名の副署長や局長も、解任または異動となった。カーディル・アイ本部長は最新の辞令により中央付きとなった。今日も大半が密輸及び組織犯罪局と公安局である470名の警視、警部、警察官が異動された。

アンカラへは市外から署長や警視が任命されることが判明した。最新の異動により、12月17日以前の密輸及び組織犯罪局に在籍していた役職付き警官を含め全員がいなくなった。

■それ以前にも670名が異動

アンカラ警察では、以前にも11名の副署長が解任され、23名の局長が異動となった。テロ対策局、密輸及び組織犯罪局、情報局、サイバー犯罪局を筆頭に、90名の役付き者を含む670名が別局へ移動された。

■数千人もの警察官が異動された

12月17日収賄贈賄捜査後に、様々な階級や職務につく数千人の警察官が異動となった。

解任は、警察のほか司法、財務、トルコ国営放送(TRT)といった別種の国営組織においても生じた。

■イズミルで捜査を行った署長も行った

イズミル警察では2名の副署長が異動され、10名の局長と補佐が他局へ充てられた。

イズミル警察署における人事担当局長補佐であるハリル・イブラヒム・カラゼイベキ氏は、旅券局長となった一方、その職へアイハン・サイグル氏が就いた。

任命者の中には、イズミルの港湾局に対する「海風波」捜査を行った金融犯罪局長補佐であるメティン・トゥンジェル氏も含まれている。トゥンジェル氏は、機動隊補佐に採用された。

■スィヴァスの情報局長が異動

スィヴァスでは1年半情報局長を務めたファーティフ・アクプナル氏が解任され、情報処理局長へあてられた。情報局長へはゲメレキ郡警察署長であるフセイン・セルマン氏がなった。

■エスキシェヒルでは局長補佐2名が解任

エスキシェヒル警察では、旅券及び外国人と特別治安局長補佐であるスアト・クラル氏と、密輸及び組織犯罪局長補佐のムスタファ・アイギュン氏が解任された。

交通警察養成機関(TPEM)へ配属された局長補佐の中で、ムスタファ・アイギュンが昨年の8月までテロ対策局や、情報局、公安局長補佐に就いていたことが分かった一方で、スアト・クラル氏も、以前にエスキシェヒル警察において労務局とメディア・プロトコール副局長についていたことも判明した。

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( 翻訳者:加園千尋 )
( 記事ID:32664 )