【ハムシャフリー・オンライン】テヘラン州刑務所局局長は次のように強調した。
バーバク・ザンジャーニーは現在「エヴーィン拘置所」[※]におり、同氏が釈放されたという報道は誤報である。
※訳注:現正式名称。歴史的には「エヴィーン刑務所」として知られる。
ソフラーブ・ソレイマーニー局長はISNA(イラン学生通信)の取材に応えて、バーバク・ザンジャーニー氏の現在の状況について次のように述べた。
バーバク・ジャンザーニーは現在、エヴーィン拘置所に留置されており、容疑について取調べを受けている。
この報道によれば、バーバク・ザンジャーニー逮捕の報は月曜[2013年12月30日]正午、通信社各社[サイト]の見出しを飾り、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのモフセニー=エジェイー師もISNAのインタビューでこの報道を認めた。
同師はバーバク・ザンジャーニー逮捕の理由に関して次のように述べていた。
事件がまだ初期の捜査段階にあるため、バーバク・ザンジャーニー逮捕の理由を明らかにすることはできない。
また、バーバク・ザンジャーニー逮捕から間もない時、国会エネルギー委員会メンバーの一人は、こう発言した。
捜査委員会 、憲法90条委員会、情報省、会計検査院、[司法権の]全国査察庁、その他さまざまな監督機関の専門家からなる共同調査委員会が、協力して調査を行うことになるだろう。
バーバク・ザンジャーニーは、前大統領によって国会で《B・Z》として初めて名前が挙げられた〔訳者注:2013年9月〕。石油輸出に関連してはザンギャネ石油相からも28億ドルに及ぶ未払いを非難されていた。加えて、
社会保障庁に関する汚職収賄事件においても、キャフリーザク事件で告発されたサイード・モルタザヴィー同庁長官代行[当時]とともに、起訴された。また、ザンジャーニーの名は
トルコの汚職収賄事件においても挙がっている。
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( 翻訳者:8410068 )
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