チェルケスの人々、ロシア大使館にソチ・オリンピックを抗議
2014年02月02日付 Hurriyet 紙
2014年冬季オリンピックがロシア・ソチで開催されることを受けてチェルケス人の人々が抗議活動を行った。
ソチが1864年に起きたチェルケス抹殺・追放のシンボルであるということからコーカサス協会連盟(KAFFED)の指揮のもとチェルケス人の人々がロシア大使館の前に集合し抗議活動を行った。ヤシャル・アスランカヤKAFFED会長は2月6日から23日まで開催予定である2014年冬季オリンピックの開催地であるソチには、チェルケスの人々にとって忘れ去られた、あるいは、忘れるよう強いられた真実が存在すると指摘し、次のように語った。
「ソチ・オリンピックは「赤い草原」として知られる場所で行われる。オリンピックは平和、友情、友愛、愛情、尊敬のもと行われるものではないのか。残念なことに、平和や国際協力をスポーツを通じて構築することが本来の目的であるはずのオリンピックが、チェルケスの人々が殺害された地域で行われるのだ。チェルケスの人びとを代表して、我々が経験した抹殺や追放がロシア連邦や国際社会に認知され、ロシア連邦が自らの歴史と向き合い我々に対し謝罪をすることを待ち望んでいる。」
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Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:入口 愛 )
( 記事ID:32788 )