【ハムシャフリー・オンライン】国軍海上部隊作戦担当副司令官は、護衛チームおよび海軍第28艦隊により海賊からイラン国籍のタンカー1隻を護ったと発表した。
タスニーム通信によると、同副司令官である海軍少将スィヤーヴァシュ・ジャレは次のように述べた。
水曜日[1月7日]、12隻の高速艇による海賊船団がイラン国籍のタンカーを襲撃し、海域内の護衛チームの迅速な攻撃と、海域内に居合わせた第28艦隊の特別作戦によって海賊船団は逃亡した。
艦隊と護衛チームの目的は、海賊による襲撃を撃退することのみで、海賊船団を壊滅されることではないと同副司令官は説明し、[海賊船団が受けたであろう]被害について、次のように述べた。
この戦闘において護衛チームは海賊に対して砲撃し、海賊らが[タンカーに]接近し乗っ取るのを防いだのである。
海軍の広報室の発表によると、護衛チーム、および、[アラビア半島とアフリカ・ソマリア半島の間の]アデン湾を巡航する海軍の特別作戦[部隊]は、海賊と直接戦闘を行ったが、海賊に対してわずかな反撃すら許していない。
海軍第28艦隊は、駆逐艦アルボルズ、支援艦バンダルアッバース、大型潜水艦ユーノスと212型ヘリコプター一機から構成されており、インドのボンベイ湾とスリランカのコロンボ湾(訳注:一般的には「コロンボ港」)を巡航した後、インド洋北部の各湾を航行して任務を継続する。
関連記事(「ミサイル艦・輸送艦など3隻の戦艦が国軍海上部隊に合流」)
関連記事(「国軍、最新型潜水艦を建造中」)
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:8411145 )
( 記事ID:32797 )