エジプト:繊維企業労働者のストライキに対し1億5700万エジプトポンドを支出
2014年02月11日付 Al-Ahram 紙


■繊維企業労働者のストライキを終わらせるため、1億5700万エジプトポンドを支出

【ムハンマド・アジュルーディ、マフムード・ハルミー;ガルビーヤ県:アフマド・アブーシャンビ】

数千人の繊維企業労働者によるストライキを終わらせる取組みにおいて、閣僚級経済委員会は、昨日(10日)行われたハーズィム・ビブラーウィ首相率いる会議中に、織物企業の最新の負債分を支給することで合意した。その支給額は1億5700万エジプトポンドに達する。また、投資担当大臣ウサーマ・サーリフ氏は、33ヶ月にわたり最高60億エジプトポンドの費用で織物企業の開発を近々開始することを明らかにした。

10日朝、各地域(マハッラ、デルタ・タンター、ザカーズィーク、カフル・ドゥワール、マスル・ハルワーン)の繊維企業労働者は、工場や企業本部前でストライキを始めていた。労働組合の代表たちも、カイロにある金融省に向かい、デモと座り込みを行った。

繊維企業労働者は、利益を分配しないことを確固たる資金がないとして正当化した会社経営陣と対決する形で、彼らの要求が満たされない限りストライキをやめないだろうと主張しつつ、マハッラにあるエジプト系繊維企業のすべての工場への電気を切った。

一般労働組合委員長アブドゥルファッターフ・イブラーヒム氏は次のように明言した。政府が今月2週目と期限を定めていた分の給与が支払われなければ、労働者がストライキに出る可能性があるという警告を労組はすでに発していた。

一方、保健省の医療部門長ヒシャーム・アター医師は、医師による10日の部分ストライキの最終報告書は、ストライキが午後2時に終了するまでに、11%の病院に届いたと述べた。

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( 翻訳者:田所眞帆 )
( 記事ID:32923 )