エジプト:業種別ストライキの続行
2014年03月03日付 Al-Ahram 紙
郵便局のスト
郵便局のスト

■今週土曜にも薬剤師らのストライキが開始、労働者による座り込みと業種ごとのストライキも継続

【フサーム・ザーイド、サフィーヤ・アッバース、アムル・ガニーマ、アラーウ・アブドゥッラー】

業種別のストライキと抗議運動は昨日(2日)も全国レベルで続き、労働者たちは、賃上、継続雇用、経営陣解任など彼らの要求に対する回答を求めた。

同日、アラブ薬ビン会社(訳注:企業名)の従業員900名がアターカ地域のオフィス内において座り込みを行い、財政状況、経済状況、販売状況が悪化、従業員の立場が脅かされていることを鑑みた上で、経営陣の入れ替えを要求した。座り込みを行っていた従業員の一人、ムハンマド・アブドゥルファッターフ氏が述べたところによれば、責任者らが要求に応えるまで撤退せずオフィス内にとどまり続けるとの合意が、全シフトの従業員の間でなされている。

昨日は、カフルッシャイフ県の複数の郵便局の従業員らも3日目となるストライキを継続し、事務所の扉を鎖によって締め切った。このため、高齢者への年金支払いは行われず、同県の125に上る郵便局事務所の前で、ストライキの強制解除を期待して待っていた市民らに対するサービスの提供は行われなかった。

従業員らによれば、局長は虚偽の声明を発表した疑いがあり、彼らは郵便局に対して局長の解任を要求している。

一方、医師ストライキ最高委員会のアフマド・シューシャ委員長は、3月8日に始まる予定の有志による部分ストライキを中止し、新政権との交渉を開始する、との複数の新聞による最近の報道をすべて否定した。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:前田悠作 )
( 記事ID:33128 )