■UAE:ドバイは「スマート経済」への転換を準備
【ドバイ:ダラール・アブー・ガザーラ】
ドバイ首長国は昨日、「スマート経済」政策実現のための包括的な戦略を発表した。この政策は、100の新たなイニシアティブや1000以上のスマートサービスに焦点を当てることによって、3年後にドバイ全体をスマートシティに変えるものだ。このサービスは観光、不動産、電力、投資家の事業促進の諸部門に関連している。加えて、交通、保健、教育からスマートフォンでの生活必需品の購入に至るまで、居住者の生活を助ける行政サービスも該当する。
ドバイのハムダーン・ビン・ムハンマド・アール・マクトゥーム皇太子は、UAE副大統領兼首相兼ドバイ首長のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム首長が出席した会議で、「ドバイは住民と在留者へのサービスにテクノロジーを導入することで、新たな成長モデルを発展させる」と述べた。
ムハンマド・ガルガーウィー内閣補佐大臣は、「ドバイの新戦略は6つの主軸と、それに加えて1000以上のスマートサービスで構成される。これらには、サービスや技術的な面での政府機関の統合や民間部門も含む協力がある」と見なした。そして、「新戦略は意識の形成と民衆の行動の変化、技術発展に対応する機会の創出を含んでいる。その結果として、ドバイは3年後には世界一のスマートシティに変わる」と述べた。政府諸機関は同会議中、半年前のプロジェクト開始以降のこの分野における業績発表のために先を争った。そして、経済成長省の高官は「投資家やディーラーにサービスを提供するスマートなビジネス環境の創設と、100以上のスーパーマーケットとハイパーマーケットによる570以上の基本商品を扱うスマート商業のアプリケーションの開始」の採用を発表した。
(後略)
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Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:田村颯 )
( 記事ID:33176 )