■パレスチナ経済大臣、アラブ諸国に投資を呼び掛け
【ラーマッラー:アナトリア通信】
パレスチナ政府の経済大臣であるジャワード・ナージーはアラブ諸国とイスラーム諸国に「イスラエル問題に対処しうるためのパレスチナへの投資」を呼び掛けた。
ナージー経済相は「ヨルダン川西岸やガザ地区、東エルサレムへの投資は極めて乏しい」とし、「パレスチナの失業や貧困問題への打開に向けて投資が増加することを懇請する」と付言した。
同経済相は、昨日イスタンブールで開幕した「トルコ、パレスチナの世界進出のためのゲート」という表題の会議に出席する。この会議はパレスチナ経済への支援のために実施され、約500人のアラブ諸国やイスラーム諸国、その他の諸国からの実業家や経済関係者も参加する。
同経済相はまた、「この会議はトルコ政府との協力の中で実現した。トルコは過去数年間に地域経済への支援を増大させている。この会議の目的は、新たな投資を誘致し惹き付けるためにパレスチナ政府が制定した新法令を参加している資本家に通知することだ」とのべた。
同経済相によると、パレスチナ政府は今月初頭に投資促進法への改正に合意し、改正案は承認を得るためにマフムード・アッバース議長に提出されたという。
(後略)
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( 翻訳者:谷山ひかる )
( 記事ID:33243 )