国会議員、敵の文化的侵入阻止に向けた決意を表明
2014年03月13日付 Jam-e Jam 紙

 国会議員らは声明を発表し、・イスラーム革命の文化の保護、・敵の文化的侵入の阻止、・抵抗経済の迅速で正確かつ包括的な実現、等をはじめとする革命最高指導者の勅令を、全面的に実現させる決意と用意を表明した。

 イラン国営通信の報道によると、この声明には次のようにある。「われわれは賢明でジハード的なアプローチとマネジメント、努力、そして行動によって、さまざまな障碍や困難に対処することができると信じている」。

 議員らはさらに、次のように付け加えている。

革命最高指導者は、抵抗経済の特徴とそのための必要条件の諸側面を指摘することで、経済の領域における戦略を示された。その一方で、最高指導者専門家会議の会議の場で、文化的侵入に対して用心することの必要性を説き、文化という領域に対する注意を継続させる必要性を皆に喚起した。


 この声明の別の箇所には、次のようにある。

われわれ国民の代表は、親愛なるイスラーム革命指導者に全面的に従う中で、文化ならびに経済の分野に携わる関係者らに対し、戦略的に行動することの必要性を勧告するとともに、最高指導者のご意志の実現〔に向けて努力するよう〕強く求める。われわれは賢明でジハード的なアプローチとマネジメント、努力、そして行動によって、さまざまな障碍や困難に対処することができると信じている。

 議員らは政府高官やメディア、学術機関、大学、その他すべての機関に対し、敵の経済的・文化的戦争が頂点に達している(そして敵の〔イランに対する〕こうした〔敵対的〕姿勢こそ、日に日に勢いを増す世界におけるイスラーム革命の影響力に対して、彼らが無力であることを示している)今こそ、宗教的価値観を最高のレベルで守ることに注意を向け、覇権体制の世俗主義的・リベラリズム的アプローチとの間に、正確で目に見える境界線を引くよう求めた。

 国会議員らはさらに、声明の別の箇所で

現在、覇権体制はあらゆる手段、特にメディアや活字等の手段を用いて、われわれの政治的、社会的、宗教的信条に狙いを定めている。文化の分野でプログラムを作っている関係者や責任者たち全員が、西洋の堕落した文化に〔イランを〕支配するチャンスが与えられることなどあり得ないということを、行動で証明するべきだ。

 と表明している。

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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:33286 )