アリエフ大統領、在アゼルバイジャン・ギュレン系学校への対応を約束
2014年04月05日付 Milliyet 紙
アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領と会談したエルドアン首相は、アゼルバイジャンで20を数える「(ギュレン系)ジェマート学校」への対策を求め、アリエフ大統領はこれに協力すると述べた。
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、地方選挙後初めての外遊で、昨日(4日)アゼルバイジャンを訪れた。エルドアン首相は選挙後フェトゥフッラー・ギュレン派に対する作戦を始めると述べ、バクーにもアゼルバイジャンのジェマート学校に関する特別な書類を携えて訪れた。
エルドアン首相は、トルコで選挙前に起こった進展を説明し、アゼルバイジャンのイフラム・アリエフ大統領にこれらの学校への対策を求めた。
情報によると、アゼルバイジャンもこれらの学校への対策を取っているという。
エルドアン首相は、選挙後フェトゥフッラー・ギュレン派に対する作戦が開始すると述べ、アゼルバイジャンに多く存在するジェマート学校に向けた特別な書類を携えてバクーを訪れた。
エルドアン首相は、トルコにおける進展を説明し、アゼルバイジャンのアリエフ大統領にこれらの学校への対策を求めたという。アゼルバイジャンには、20を超えるギュレン系学校・予備校があるという。
■「対策をとるべき」
エルドアン首相は、トルコの国の安全保障が脅かされていると述べ、すぐに対策をとると強調したという。情報によると、アゼルバイジャンもこれらの学校に向けた対策にあたっていることが明らかにされた。
首相筋は「これらの学校に関しても会談で議題にのぼった。アゼルバイジャン側も対応している」と強調した。
エルドアン首相は共同記者会見で、「アゼルバイジャンにおけるギュレン系学校に対する要望はありましたか」との質問に対し、この問題が議題にのぼったことに触れ、「当然二国間にいかなる障害があろうとも、両国を悩ませようとも、両国の間でそれを判断する」と述べた。アリエフ大統領は、「アゼルバイジャンにおける問題の学校に関しての見解は?アゼルバイジャンで高級官僚が辞職させられていることが明らかになっていますが?」との質問に対し、エルドアン首相としばしば会合したと述べた。
アリエフ大統領は、「我々は同盟者であり、兄弟である。我々の関係にちりほどであっても害を及ぼす行為を、我々は認めていないし、その機会を与えていないし、これからも与えない。我々は兄弟であり、同朋である。互いの味方である。我々はお互いと、兄弟とこのようにあらねばならない。我々もこのような兄弟なのだ」と話した。
エルドアン首相は、アゼルバイジャン紙の記者の「ヌルジュとあなたの間にはつながりがあると言われています。どのようなつながりですか?」との質問に対し、次のように答えた。「奇妙な問いだ。我々のつながりは問題ではない。我々の唯一の繋がりは国民とのものだ。この選挙は信任投票であり、我々は勝利した。分離主義者に隙を与えないし、対立している。」
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:33404 )