どうなる二重国籍者?―ドイツで国籍法変革
2014年04月08日付 Hurriyet 紙


ドイツは、二重国籍の未来を切り開く公的な一歩を踏み出した。ドイツの内閣は、ドイツで出生した移民の子どもがドイツのパスポートを保持し、かつ両親と同じ国籍を保持することを可能とする法案を承認した。

ドイツのハイコ・マアス連邦司法相は閣議後に行った会見で、国籍選択の制度は廃止されると話した。連邦司法相の発言内容は以下の通り:「ドイツの国籍法が一部より近代的になる。ドイツで育った若者たちは今後、家族のルーツ(とドイツ国籍の間)に決定を下さなければならない状況から解放される。国籍を選ばなければならないという条件は廃止される。この法案により、国内の多くの人々は二重国籍を自動的に持てるようになる。」

■二重国籍保持の条件

独内閣が承認した法案では、移民の子どもは18歳から23歳までの間に、ドイツ国籍と両親が持つ国籍のどちらかを選択しなければならないという条件は廃止される。その上で法案は、
―ドイツで出生
―21歳以上
―8年以上ドイツ国内に滞在または6年以上ドイツの学校教育を受けた
という場合、二重国籍の保持を可能としている。

■年内の法案成立に期待

独内閣は、法案をドイツ連邦議会(国会)に送った。法案は、年内には成立すると見られている。




本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:33435 )