ドイツのトルコ系統合大臣、トルコは現状EUにふさわしくない
2014年04月13日付 Hurriyet 紙


ドイツのメルケル政権のアイダン・オズオウズ統合大臣は今月末にヨアヒム・ガウク大統領と共にトルコを訪問する。
ドイツの「Welt am Sonntag」紙に話したアイダン・オズオウズ大臣は、トルコの最近の情勢について以下のように述べた。「友好的に話す必要があるなら、我々にとって想像できない状態だ。最近の情勢はとても残念だ。首相になってすぐのころにトルコを発展させたのはエルドアン首相自身だった。しかし圧力に対してとった最後の行動はトルコに全く得ではない。国をまた一部ヨーロッパから遠ざけた。」アイダン・オズオウズ大臣は、トルコが80万人のシリア難民を受け入れたことを賞賛し、そのキャンプを訪問すると話した。


■EUにふさわしくない

アイダン・オズオウズ大臣は、トルコがこのような状態であるにもかかわらずEUに加盟するのかという質問に以下のように答えた。「長期的にはそうだ。しかし現在の状態ではトルコはEUにはふさわしくない。エルドアン首相がどの方向に行くのかを予想するのは難しい。異なる態度を見せるギュル大統領が希望を与えている。」
エルドアン首相はドイツのトルコ人社会の中で影響がそれほど大きくないとするアイダン・オズオウズ大臣は、2008年にケルンでトルコ人の同化に反対して行った自身の演説で、ドイツ政府が移民の弱みにつけこんでいることを強調した。
アイダン・オズオウズ大臣は、「完全なプロパガンダだった。アンゲラ・メルケル首相がこの問題に取りかかり、移民にとてもはっきりとあなたたちの首相は私ですと言ったことは、私をとても喜ばせた。我々はトルコ人移民にもこのことをはっきりと言わなければならない。エルドアン首相はそのような大きなことを言えるだろう。しかしあなたたちの家はここだ。生きる場所はここで、将来どのようなところでよりよく生きたいか、ここで一緒に形作ろう。我々はこのプロセスに大きな投資をしており、多くのお金を使っている。どこから来たかは重要ではない。あなたはこの国の自然な一部だと言わなければならない。この信号をより強く送り続けなければならない」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:菱山湧人 )
( 記事ID:33492 )