近づきつつある5月1日(国際メーデー)の前に、タクスィム広場で工事が始まった。広場のタルラバシュ大通りに通じる区域で、コンクリート部分の切断作業が始まった。工事の理由について、情報は明らかになっていない。
イスタンブル県知事府のが労働組合の要求にも関わらず、タクスィム広場でのメーデー集会の許可をえないことで、議論が続いている。朝頃に広場で工事が行われているの が見られた。タクスィム広場のタルラバシュ大通りの部分で、まずコンクリートが削られた。すぐに重機が来て、削られたコンクリートのあった場所を掘削した。工事がなぜ始まったのかに関して、情報は与えられていない。
一方で、トルコ革新労働組合連盟(DİSK)と公務員組合連盟(KESK)の申し立てを受け、状況を審理したヨーロッパ人権裁判所(AİHM)は、タクスィム広場においてメーデーの祝賀を行うことは可能との決定を下していた。過去こうした問題に関して説明をしてきた憲法・法学者のイブラヒム・カボール教授は、次のようにまとめた:
「トルコ革新労働組合連盟と公務員組合連盟による申し立ての結果、2012年にヨーロッパ人権裁判所が下した決定の後、タクスィム広場でのメーデーの祝賀を保証することは政府の義務と責任になった。昨年は工事のために許可が与えられなかった。」
■イスタンブル広域市:4月22日に終わる
イスタンブル広域市からなされた説明では、次のように述べられた:「タルラバシュのチュネル入り口のUターン場所で、商業車の乗客が乗降作業を楽にできるように待避所を作っている。作業は4月22日火曜日に終わることを目標にしている。」
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( 翻訳者:橋本直樹 )
( 記事ID:33546 )