刑執行プロセスの始まったフェネルバフチェ会長のアズィズ・ユルドゥムのために、法務省が以前メフメト・アアルも収監されていたアイドゥン県イェニパザル市にある刑務所を準備していることが明らかになった。

2011年7月3日に行われた八百長捜査で逮捕され、イスタンブル第16重罪裁判所によって八百長と教唆の罪で3年9か月、犯罪組織設立の罪で2年6か月の禁固刑に処された元フェネルバフチェ会長のアズィズ・ユルドゥムの法執行プロセスが始まり、アイドゥン県にある完全セキュリティのイェニパザル刑務所で収監準備が始まったことが明らかになった。さらに2年2か月の禁固刑を受けることになるユルドゥムがデュズジェ県にあるアクチャコジャ刑務所か、または元内務省大臣のメフメト・アアルが1年の刑期を終えたイェニパザル刑務所を希望していることを受け、法務省がイェニパザル閉鎖型刑務局に必要な準備をするよう指示を出したことが明らかになった。

■アアルを訪問

この指示を受けてイェニパザル閉鎖型刑務局で始まった準備が現在も続けられている。ユルドュルムは2012年7月2日にメトリス刑務所から出所した後、イェニパザル刑務所のアアルを2012年7月18日に訪問している。アアルと刑務所で約45分の面会したユルドュルムは、訪問中にアアルのために用意された刑務所を近くから見る機会があったようだ。

■私たちは一番良いかたちで準備をすすめる用意がある

刑務局に準備開始に向けた指示が来たことを聞いている、と述べたイェニパザル市のザフェル・サヴジュ市長は、「メフメト・アアルに続いてアジズ・ユルドュルムも我々の市で刑を受けることを望んでいるようです。今から準備を始め、彼を一番良いかたちで受け入れようと準備しています。アアルがここで収監されてから、彼を訪れる人々のために必要となったホテル建設も始めました。アズィズさんには刑務所に入って欲しくはありませんが、これが実現すれば我が市へ社会的な、また経済的な貢献になると考えています。この市はアアルと共にその名を全国に広めました、今また、アズィズ・ユルドゥムと共にさらに知られるでしょう」と語った。

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（ 翻訳者:松井友紀 ）
（ 記事ID:33600 )