アルメニア大統領セルジ・サルキスヤン氏は「4.24」に関連した声明で、トルコ政府はアルメニア人虐殺を否定したがアルメニアとしてはトルコ人を敵と見なしていないと話した。

サルキスヤン氏が今日の式典で行う予定の演説の一部が、大統領ホームページで公開された。エルドアン首相のメッセージに対しては言及されなかったが、その演説では要約すると次のように語られている。
「アルメニア人虐殺(の主張)は、トルコの否定政策が続く限り、続いていく。ある罪を否定すれば、その罪が続いていくことになると我々は信じて疑わない。この種の罪が将来繰り返されることを防ぐためには、これを認識し非難することで可能なのです。しかし、以下のことを皆さんに証明したいと思います。つまり、私たちはトルコ社会を敵として見てはいない。無実の犠牲者達に思いをはせ首を垂れるとき、あの時代、アルメニア人隣人達へ助けの手を伸ばしたトルコ人たちを思い出します。我々の同胞へ助けの手を伸ばし彼ら自身と彼らの家族の命を危険にさらすことになった人々の思いでを神聖なものと考えています」

サルキスヤン氏は更に、「この歴史的恥を置き去りにしてはいけない、そして国家をこの重荷から解放すること」がトルコの役割であると信じていると話した。

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（ 翻訳者:竹田史佳 ）
（ 記事ID:33608 )