4月24日の夕方19時、ベイオール地区のイスティクラル通りに「4.24アルメニア人虐殺を追悼するプラットフォーム」委員会の1000人近いメンバーが集まり、1915年の事件で犠牲となった人々のために、追悼の活動を行った。
事件から99年目を迎え、グループのメンバーは犠牲者を追悼するために火を灯し、地面にカーネーションを載せたパネル写真を置いて、一時間座り込みを行った。
追悼集会には、故フラント・ディンク氏の妻であるラケル・ディンクさん、故セヴァグ・シャーヒン・バルクチュ氏(訳注:アルメニア系の軍警察官。銃弾に当たり殉職)の母アニさん、父ガラーベト・バルクチュさん、作家のオラル・チャルシュラル氏、音楽家のフェルハト・トゥンチュ氏ら、大勢が参加した。
グループのメンバーは1915年の事件の犠牲者の写真を手に、アルメニア音楽が流れる中死者を追悼した。当時亡くなったアルメニア人作家や知識人の名前も次々と詠まれた。追悼行動に際しては広く警備が敷かれ、混乱になることなく終わった。
■反対行動
一方で、追悼集会が行われた場所に近い所で、人民解放党のメンバー15人がアルメニア人虐殺が虚偽であることを主張し、抗議活動を行った。警察は2つのグループの間にバリケードを築き、事件が起きるのを防いだ。グループのメンバーはメディア会見を行った後解散した。
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( 翻訳者:矢加部真怜 )
( 記事ID:33622 )