■カタール:ディーゼル販売価格の引き上げ
【ドーハ:アナトリア通信】
カタール燃油(WOQOD)のイブラーヒーム・ジャハーム・クワーリー最高経営責任者(CEO)は「カタールは専門機関の指示に従って、ディーゼル生成物の小売価格の引き上げを決定した」と述べた。
クワーリーCEOは「国内で営業中のガソリンスタンドでの1リットルの販売価格は、リットル当たり1.5リヤルになった。また、事業用の販売価格は、国産品と混合品の価格帯についてそれぞれ1.5リヤルと1.8リヤルとなった」と述べた。そして「この決定の実施は木曜日(1日)の朝から始まる」と続けた。
WOQODのプレスリリースによると、同社のCEOはカタールでのガソリンスタンドの経営者に対して「スタンドで今日から始まるディーゼル生成物の新しい小売価格の順守」を求めた。そして「カタール燃油は決定の実施を監視し、違反したスタンドについてはすべての必要な措置を取っていく」と明らかにした。
プレスリリースではさらに「この決定で、ディーゼル生成物の供給に関する諸企業との契約の変更も考えられるだろう」と述べられた。
最後の燃料価格の引き上げは、2011年の1月23日に行われたものだ。当時、ハイオクガソリンはリットル当たり1リヤルに上昇し、レギュラーガソリンはリットル当たり0.85リヤルに上昇した。また当時、ディーゼルはリットル当たり1リヤルに、灯油は0.8リヤルに上昇していた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:田村颯 )
( 記事ID:33771 )