■カタール、イエメンの教育に2,100万ドル援助

【サナア：ジャマール・ムハンマド】

イエメンはグローバルプログラム「子供に教育を — エデュケート・ア・チャイルド（EAC)）計画を通じ、カタールから、教育支援のため2,100万ドルの援助を受け取った。イエメン教育省大臣アブドゥルラッザーク・アシュール氏は、この支援は現在教育を受けていない約10万人の児童の学校への復帰に寄与し、その計画は来る6月から実施に移される予定であることを述べた。

同氏は「この計画はこれらの児童層に向けての直接的な初の国家による質的な取り組みであり、教育における国家プロジェクトの枠組での教育省の期待を表しており、2013年から2015年の間の当省中期計画の枠組に組み込まれたものだ」と指摘した。加えて、イエメンを苦しめているのは学校教育を受けていない子供の数が極めて多いことであり、その数は165万人にも達すると述べた。

またムーザ・ビント・ナースィル前カタール首長妃が、他のプログラムを通してのカタールからイエメンへの教育支援の用意があることを表明したことを明らかにした。これは優秀な成績の卒業生の支援で、カタールの大学及び研究機関への彼らの受け入れプログラムである。またこれに加えて、多くの県に優秀な子供のための学校を建設するための資金提供、児童労働・教育課程の向上・青年の訓練及び更正に関するプログラムの支援が行われる。

（後略）

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本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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（ 翻訳者:大室奈津美 ）
（ 記事ID:33772 )