チルレル元首相の農場、強盗被害
2014年05月07日付 Milliyet 紙

タンス・チルレル元首相のクシャダスにある農場が強盗にあった。あいついで農場とブティックホテルを襲った容疑者たちは、ブティックホテルでは警備員に発砲した!

アイドゥン県クシャダス郡で、いまだ身元が明らかになっていない犯人達は、タンス・チルレル元首相の所有する農場を含む二つの農場とブティックホテルを襲った。タンス・チルレル氏の家から金と貴金属品を奪い、ブティックホテルで犯人達を捕まえようとした警備員を拳銃で負傷させた強盗達は未だ捕まっていない。

先週金曜日、タンス・チルレル氏のクシャダスのキラズル通りにある農場が強盗にみまわれた。明け方近く、チルレル氏の睡眠中に農場の家に入った二人組とみられる強盗達は、約6000ドルの現金と貴金属品を奪った。イスタンブルに戻る準備をしていたタンス・チルレル氏は強盗に気付くや憤慨し、すぐに告訴することを決めた。

警察が捜索中の強盗達は、今度は月曜日に同じ地域でアドナン・サルデデオールさんの農場へ強盗に入った。電化製品を販売するアドナン・サルデデオールさんは、寝ていた寝室に忍び込み、顔にストッキングをかぶった強盗達に気が付くや、抵抗し、乱闘となった。この時サルデデオールさんの息子アイバルスさんも起き、サルデデオールさんの助けに向かうと強盗達はすぐに農場から出てゆき、乗ってきた車で逃げた。

警察の必死の捜査にもかかわらずまだ捕まっていない容疑者たちは、昨日三度目の強盗を行った。明け方5時半ごろ、旅行業を営むオルハン・オズバシュさんのブティックホテル、Bakkhos Guesthausへ強盗達が入った。36歳の警備員、ムトゥル・エスキジさんは強盗達が客室やヴィラを徘徊しているのを発見し、止めようとしたが、強盗はエスキジさんに発砲し、逃げた。エスキジさんは二発の銃弾が当たり負傷した。

ソケ国立病院で治療を受けている負傷した警備員ムトゥル・エスキジさんの健康状態は良好であることがわかっている。

警察は強盗達の身元を特定し捕まえるため捜査中である。

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( 翻訳者:竹田史佳 )
( 記事ID:33797 )