4人目の女性県知事が任命
2014年05月11日付 Mardomsalari 紙
これまで県知事に任命された三人の女性。左から順にマアスーメ・パランドヴァール、ホメイラー・リーギー、マルジャーン・ナーズゴリーチー
内務省の消息筋は、内相によってエッザト・キャマールザーデ=アッバースィー女史が、〔ペルシア湾に浮かぶゲシュム島の〕
ゲシュム県知事に任命されたことを明らかにした。
イラン国営通信の報道によると、エッザト・キャマールザーデ=アッバースィー女史は「深慮と希望の政府」で誕生した4人目の女性県知事で、県知事としての彼女への辞令は1393年オルディーベヘシュト月9日〔2014年4月29日〕に、アブドッレザー・ラフマーニー=ファズリー内相から下りたという。ただし、この辞令はこれまでのところ、メディアには公表されていない。
ホセインアリー・アミーリー内相代行は、〔イラン・イラク戦争等で肉親を失った〕殉教者家族の出である女性が、ゲシュム県知事に任命されたことを明らかにした。
これに先立って、スィースターン・バルーチェスターン州で2名、ゴレスターン州で1名の女性県知事が任命されている。
※訳注:最初に女性県知事として任命されたのは、スィースターン・バルーチェスターン州ガスレ・ガンド県知事に任命されたホメイラー・リーギー(1975/6年生まれ)で、彼女はバルーチ族出身。チャーバハール福祉局の局長や同郡長などを歴任。
2人目はスィースターン・バルーチェスターン州ハームーン県知事に任命されたマアスーメ・パランドヴァール(1978/9年生まれ)で、シーア派。
3人目はゴレスターン州バンダル・トルキャマン県知事に任命されたマルジャーン・ナーズゴリーチーで、トルコマン族出身。
本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:33860 )