ソマ炭鉱事故、炭鉱オーナー談話
2014年05月14日付 Radikal 紙

ソマで大惨事が発生した炭鉱を所有するソマ・ホールディングのアルプ・ギュルカン社長は、同事故の詳細をラディカル紙に説明した。

ソマで昨日正午頃に発生し、現在(5月14日)までに232名の労働者が死亡した大惨事に関し、事故が発生した炭鉱を所有するソマ・ホールディングのアルプ・ギュルカン社長がラディカル紙に語った。炭鉱事故は未だ原因不明であると伝えた同社長は、未成年労働者及びその他職務不履行に関する疑惑に答えた:

■ 炭鉱事故に関して御社に職務不履行があったとお考えですか?

「現在、閣僚らと共に会議中です。管轄大臣及びその他閣僚らもこの場におります。事故に関する会議が終了するまで如何なる情報もお伝えする事は出来ません。私もよく分からないのですから。」

■ 変圧器に粗悪な材料を使用しましたか?専門家らは爆発がこれにより発生しうると伝えていますが…

「全くの嘘です。弊社の全素材が防爆仕様です。この炭鉱の操業に際し、毎年少なくとも2回労働安全監査官が訪れ、ここを監査します。弊社は2度の監査を受けました。」

■ 労働者の一部は監査時に限って所要の措置が講じられ、監査後には如何なる措置も講じられなかったと証言しました。これに関してどう思われますか?

「これら全てが風評です…毎年少なくとも2度監査を受けています。監査官が提出した全監査書で弊社の職場はトップクラスの職場であり、全て準備万端に整っている事を公文書と共に通知しています。これら全ての記録が私どものところにあります。労働安全監査官の言うことを信じますか?それとも他の人間の言うことを信じますか?」

■ 15歳の児童が炭鉱で労働させられていた事が明らかになりました。未成年労働者に労働させているのですか?

「そういった事は論外です。弊社は労働組合加入済みの職場です。労働組合加入済みの職場で児童は労働出来ません。こういった風評が多々飛び交っています。」

■ 大惨事の発生源は明らかになりましたか?

「いいえ、かなりの時間が必要です。火事を鎮火するのです。かなりの時間を要します。 現在、原因については全く不明です。ここで失礼させて頂きたい、私は今閣僚らと共におります、側でお待ちです…。」

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:33863 )