ジャンナティー「舶来品を使用することは、自らを卑下する行為」
2014年05月03日付 Mardomsalari 紙


 今週のテヘラン臨時金曜礼拝導師は、舶来品の使用は決して名誉なことなどではなく、自らを卑下し、過小評価する行為だと述べ、「生産者は自らの製品を高品質かつ適切な価格にしなければならない。そうすることで、消費者はそれらの製品を使いたがるようになるのだ」と語った。

 イラン学生通信の報道によると、アフマド・ジャンナティー師はテヘラン金曜礼拝での説教で、殉教者モタッハリーの指摘に注意を向け、「教師は被抑圧者の味方、抑圧者の敵、そして神のために戦う聖戦士の教育者となることができる。それゆえ、自らの価値を〔正確に〕認識することが、教師には必要なのだ」と語った。

 ジャンナティー師は、「教師は、生徒たちが〔外国から流れてくる〕衛星放送の影響下にさらされないよう、また西洋的な生活が暗黒以外の何物でもなく、そこには悪魔が影響を及ぼしているということをしっかりと認識できるよう、彼らを教育しなければならない」と述べた。

 今週のテヘラン臨時金曜礼拝導師は続けて、労働者の物質的・精神的生活の保障の必要性について指摘し、「労働者は、金儲けや生活のことだけを考えるべきではなく、その他の人々のように精神性と学識を持ち、神を知り、現在の国の状況について責任感を持ち、無関心にならずに、悪を禁ずる姿勢を持たねばならない」と語った。

 ジャンナティー師は、政府と国民は労働者たちに感謝し、彼らの生活を保障すべきだと述べ、「もちろん、我々は政府〔=ロウハーニー政権〕に感謝している。政府は、病院の経費の90%を負担しており、この支援は全ての人、特に労働者のためだからである」と語った。

 テヘラン臨時金曜礼拝導師は、抵抗経済をめぐる問題に注意を払い、国内生産を保護することが必要だと述べ、「抵抗経済に注意を払うにあたっては、労働者であれ、それ以外の人たちであれ、国内産品を消費すべきだ。なぜ他人の前で物乞いをしている者に手を伸ばす〔=西洋の生産者に金をくれてやる〕必要があるのか。国内製品を使用すれば、多くの生産と雇用が生まれるのだ」と指摘した。

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本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:8412101 )
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