トゥンジェリ県スュトゥリュジェ村の軍駐屯所建設で警備に当たる軍部隊がPKKによってアサルトライフルで攻撃を受けたことが明らかになった。
軍からの情報では、5月1日に駐屯所建設の監視に来たトゥンジェリ県憲兵司令官ユルダクル・アックシュに村道で爆弾を使った暗殺が企てられていたが、その箇所を通り過ぎて5秒後に爆弾が爆発したために、アックシュ司令官は怪我も負わずに難を逃れた。30キロの爆発物での爆弾攻撃の直後に、そこを通った二台の軍用車がわずかながら被害を受けた。
今日受けた襲撃ではイスマイル・オズカン軍曹と憲兵のハサン・ギョクが負傷した事が明らかになった。負傷者は応急処置をエラズー軍病院で受けた後フラット大学の大学病院に入院し治療を受けた。2週間前に襲撃を受けたアックシュ司令官も5月14日にブルサ県憲兵司令官に任命された。
■憲兵隊特別行動チームが降下
襲撃の後に山岳地帯にある駐屯所周辺へ、ヘリコプターを使って憲兵隊特別行動チームが降下したことが明らかになった。無人偵察機もこの地区へ向かっていて、テロリスト達の特定にあたっているという。
■県の説明が行われた
トゥンジェリ県は、トゥンジェリのスュトゥリュジェ村でPKKによる攻撃で衝突が起き、治安警備にあたっていた二人の兵士が負傷したという事を文書で発表した。説明では、本日7時頃にスュトゥリュジェ村の新しい駐屯所に通じる未舗装の道路で、地雷捜索をしていた治安部隊に、遠距離、近距離からテロ組織構成員によって行われた襲撃と威嚇攻撃の結果、衝突が起き、2人の治安部隊の兵士が負傷した事が明らかにされた。県はこの事件に関して地域で必要な作戦と活動が続いているとしている。
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( 翻訳者:岩田和馬 )
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