FAO「イランは世界で12番目の小麦生産国」
2014年05月11日付 Mardomsalari 紙

 FAO(国際連合食料農業機関)は最新の統計として、イランの小麦生産量は〔昨年比で〕3.5パーセントの減少にもかかわらず、同国は依然として世界第12位の小麦生産国に位置付けられ、今年の生産量は1350万トンに上る見通しであることを発表した。

 ファールス通信によると、FAOは世界の小麦生産量に関する最新の推定値として、今年(西暦)の世界の小麦の総生産量は7億100万トンとなり、昨年比で1340万トン減少する見込みであると発表した。この報道によると、2014年のイランにおける小麦生産量は、昨年比で3.5パーセント減少して、1350万トンになるという。

 イランは昨年、1400万トンの小麦を生産した。

 この報告はイランについて、昨年同様に、2014年も世界第12位の小麦生産国であると指摘している。FAOの推定値によれば、EUが1億4370万トンの小麦を生産して世界第1位の地位を占め、中国が1億2200万トン、インドが9600万トンで世界第2位と第3位になる見通しだ。FAOによれば、アメリカが5700万トンで第4位、ロシア、カナダ、パキスタン、オーストラリア、トルコ、ウクライナ、カザフスタンがそれぞれ5位から11位までを占めるという。このランキングでは、カザフスタンが1480万トンで、イランを1つ上回る順位となり、アルゼンチンが940万トンでイランを1つ下回る第13位となった。

 FAOの食料見通しによると、イランの今年の各種の食用肉の生産量は、昨年に比べて5万6千トン増えるという。この報告によれば、今年(西暦)イランでは各種の食用肉が261万2000トン生産される見込みで、昨年は255万6千トンであった。

 イランにおける昨年の各種食用肉の消費量は264万5千トンで、今年は271万1千トンとなる見通しであるという。この報告は、同製品の2014年の輸入量が昨年に比べて増加すると発表し、輸入量は14万9千トン程度になると指摘している。2013年のイランの食用肉の輸入量は約13万8千トンであったと推定されている。FAOはまた、今年のイランの食用肉の輸出量を5万トンと推定しており、2013年の4万8千トンに比べて増加する見通しだという。

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( 翻訳者:8410068 )
( 記事ID:33918 )