ゲズィ運動1周年警官隊衝突、イスタンブル逮捕者は127人
2014年05月31日付 Hurriyet 紙
イスタンブルで、ゲズィ運動1周年に127人のデモ参加者が逮捕された。逮捕されたデモ参加者たちは、ヴァタン通りにあるイスタンブル警察局へ連行された。
イスティクラル通りでの警察の介入の後、逮捕された市民と話した共和人民党イスタンブル県支部長のオウズ・カーン・サルジュ氏と、国会議員を務めるビフルン・タマイルギル氏とヒュセイン・アイグン氏がタクスィム広場を訪れた。
■「私たちは逮捕された9人を特定した」
共和人民党イスタンブル県支部長のオウズ・カーン・サルジュ氏は、彼らがタクスィムやトルコの他の地域において、命を失った友人たちを追悼するために集まった大きなグループであることを述べ、以下のように続けた。
「これは、とても意味のあることである。亡くなった友を追悼することは、世界のあらゆる場所で意味のあることだ。しかし、人々がここへ集まるのを防ごうと当局が取った過剰な治安対策は、もはや治安のためと言えるものではない。メトロバスと船は動いていない。あらゆる地域でひどい禁止事項がある。政府は2万5000人の警察と50台のTOMA(暴動鎮圧用装甲車)を導入したことに胸を張っている。政府は今日(5月31日)、スルタンガズィで行われたある催しの開会式で演説し、『私たちは、警察へ然るべき指示を与えた。デモ隊は最も厳しい応酬を受けるだろう。そこへ行った人々はあらゆる種類の扱いを受けるだろう』と述べた。ここであらゆる種類の扱いといえば、この中に人々の命の安全に影響を与えることも入っていることを、私たちは以前見た。」
逮捕された者があり、これを追跡したことを述べたサルジュ氏は、以下のように述べた。
「純粋に会見を行うことを望む人々へ為された暴力がある。少し前に広場の護送車にいた9人を特定し、彼らと話した。警察は、彼らをヴァタン通りにある警察局へ移送すると述べた。しかし、私たちが特定したその9人は、現在ここにいる9人である。私たちは寄せられる情報の数が多くなり過ぎていると考えている。」
会見後、共和人民党所属の国会議員たちはタクスィム広場を離れた。
本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:白尾みさき )
( 記事ID:34155 )