ゲズィ運動から1周年となったため、タクスィムで追悼とデモ行進を行うことを求めたグループに警察は許可を与えず、時折非常に強硬に介入し、驚くべき光景が現れた。
ゲズィ運動から1周年となったため、タクスィムで追悼とデモ行進を行うことを求めたグループに警察は許可を与えず、時折非常に強硬に介入し、驚くべき光景が現れた。歴史的なネヴィザーデ通りとバルク・パザルの入口で待機していたグループに、警察が突然催涙ガスと警棒で介入を始めたため、パニックに陥って逃げようとする人々の中から非常に多くの負傷者が出た。
この間、ベシクタシュからタクスィムへ行進を行おうとした人々の内、チャルシュ・グループ(訳注:ゲズィ公園運動において中心的な役割を果たしたグループの一つ)にもいたデモ参加者らに対し、警察が介入した。テシュヴィキエで始まった警察の介入は、横道にまで広がった。警察は、TOMA(暴動鎮圧装甲車両)からの高圧水やガス爆弾、ペイント弾で介入を行った。介入の後、グループは横道に入り、散り散りになっ た。警察とグループの間の逃走・追跡劇はしばらくの間横道で続いた。機動隊は、市民からフライパンや鍋を打ち鳴らされ、抗議された。
■ベシクタシュに集まった人々は身柄を拘束された
ニシャンタシュからオスマンベイへ出た群衆を、地区の住民たちはフライパンや鍋(を打ち鳴らす音)や拍手喝采で支援した。警察はルメリ通りでグループへ高圧水や催涙ガスで介入した。横道へ逃げたデモを参加者らと警察の間では、長時間逃走・追跡が行われた。横道で捕まった一部のデモ参加者は警察によって拘束された。一方、ベシクタシュの鷲像の前で待機していたグループにも警察は介入した。横道へ逃げた非常に多くのデモ参加者も警察によって強引に拘束された。市民達は、警察がデモ参加者たちを拘束することへ反対の意を示した。
ジハンギルではデモを行おうとしたグループに対しガスマスクを装着し警棒を持った私服警官が公然で暴力的な介入を行った。
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( 翻訳者:粕川葵 )
( 記事ID:34157 )