カトリック界の精神的なリーダーであるローマ法王フランシスコの招待を受けて、今日、バチカンは、パレスチナのマフムード・アッバス議長、イスラエルのシモン・ペレス大統領、[イスタンブルの]フェネル所在のギリシア正教会バルトロメオス総主教が参加する「平和のための祈りのサミット」の主催者となる。このサミットのために歴史上初めてバチカンでコーランが朗唱されることになる。
バチカンは、フランシスコ法王の招待を受けて、「平和のための祈りのサミット」の主催者となる。歴史的なサミットにイスラエル大統領シモン・ペレスとパレスチナ議長マフムード・アッバスとともにフェネル所在のギリシア正教会総主教バルトロメオスも参加する。フランシスコ法王は、先週ベツレヘムへの訪問でパレスチナ とイスラエルのリーダーをバチカンに招待した。リーダーたちもこの招待を受け入れた。
■平和のシンボルであるオリーブの木を植える予定
フェネル所在のギリシア正教会総主教バルトロメオスも参加予定のサミットでは、リーダーたちにイスラム、キリスト、ユダヤの宗教関係者も参集する。世界の平和のために祈りを捧げる会合では、祈りの言葉は、英語、イタリア語、ヘブライ語、アラビア語でおこなわれる。このため歴史上初めてバチカンでコーランが朗唱される。サミットの後には、平和のシンボルであるオリーブの木を植える予定であるという。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:34235 )