外務省、国民へイラクからの出国要請
2014年06月12日付 Radikal 紙


外務省は、トルコ国民のためにイラクからの退避の呼びかけを行った。

外務省は、イラクにいるトルコ国民のために、イラクから離れるよう呼びかけを行った。
同省の公式インターネットサイトで行われた説明において「イラクにいる、あるいは同地域に渡航中の我々の国民一人一人の安全という観点から、あらゆる状況に注意を払いつつ、できるだけ早く地域から離れること、そしてイラクへの渡航を控えることが適当です」と述べられた。

外務省の発表は以下の通り:

「以前、イラク情勢に関して外務省により行われた治安と渡航に関する勧告に加えて、異なる状況の枠組みにおいて新たにより包括的な治安に関する勧告が行われることが必要となっています。

イラクにいる、あるいは渡航中の国民一人一人の安全という観点から、あらゆる状況に注意を払いつつ、できるだけ早く地域から離れること、そしてイラクへの渡航を控えることが適当です。

現在の状況では、国民がイラクから離れることに関して計画をする時に、治安状況がより悪化する可能性も考慮に入れつつ、最も用心深く安全な移動方法を取ることを勧めます。
トルコ国民がイラクから退避する際に利用できるルートは以下の通りです。

空路:バグダード空港、バスラ空港、ナジャフ空港 、スレイマニエ空港 、アルビル空港

陸路:ハブル/イブラヒム・ハリル国境門、バスラのサフヴァン国境門からクウェートに移動、バスラのセラムチェ国境門からイランに移動、ケルベラとバビルのルートを通りトレビル国境門からヨルダンに移動、ナジャフルートを通り、アラル国境門からサウジアラビアに移動、メイサンのエル・シェイブ国境門からイランに移動、ディヤラのエル・ムンズリイェとペルヴィズハン国境門からイランに移動、ヴァシットにおけるズルバティイェ国境門からイランに移動、アルビルとスレイマニイェ国境門からイランに移動(クウェート、サウジアラビアへの入国にはビザが必要)

緊急の場合は、バスラ港も使用可能です。

トルコ国民は外務省と在バグダードトルコ大使館により行われうる勧告や発表を注視することが有用です。また異常事態においては、無休で24時間サポートをしている下記の領事館コールセンター、あるいは外務省緊急センターに連絡をすることができます。

領事館コールセンター Tel: +90 312 292 29 29

緊急センター Tel: + 90 312 292 29 50

みなさまに敬意を持ってお伝えします。

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( 翻訳者:矢加部真怜 )
( 記事ID:34275 )