イラン革命防衛隊、イラク入り
2014年06月13日付 Milliyet 紙


イラクのスンナ派地域における影響力を高めるイラク・シリア・イスラム国 (ISIS)の軍隊との戦闘のために約500人のイラン兵がイラクへ行ったことを自らイランの政府高官が認めた。

イラク・シリア・イスラム国(ISIS)がイラク第2の都市、モースルを支配し、スンナ派が多いイラク北部や東部への侵攻を続けていることがイラクや 近隣諸国のシーア派住人に対する不安要素となっている一方、「イランからイラク政府へ軍事支援」といった主張を、イランの政府関係者が認めた。イランの治安機関高官はCNNの国際放送向けの会見で、ここ数日でイラクにイスラム革命防衛隊の3つの部隊を展開させたと述べた。

■イランの兵士がディヤラで

バグダードからCNNテレビの取材に答えた高官は、約500人のイスラム革命防衛隊の兵士がイラクへ行き、南へ進んでおり、イランの部隊がディヤラ県での衝突においてISISに対してイラク軍を助けたと述べた。

バグダードの38キロ北にあるディヤラ県から今日一日衝突の情報が届き、イランもISISの軍隊がイラン国境に近づいたことでイラク国境で厳戒態勢を敷き始めた。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:34291 )