PKK、子供「誘拐」にFacebook利用
2014年06月13日付 Yeni Safak 紙


ディヤルバクルでの母親たちによる座り込み抗議活動が話題になっていたとき、PKKが誘拐した子どもたちに関し、興味深い方法をとっていることが明らかになった。

ヨーロッパ諸国、もしくはトルコから山に連れ去られた子どもたちの写真が「ハムルペト湖」という名で開設されたフェイスブックのページに掲載されていることが明らかになった。子どもたちが手に武器を持つ写真をウェブサイトに載せた組織(PKK)は、この方法によって、彼らがだまして山へと連れ去った子どもたちの家族に向けて、以下のメッセージを送っていることが分かった。「あなたたちの子どもたちは、我々の隣で幸せに過ごしている。我々が彼らを誘拐したのではなく、彼らがここへきたのだ。子供たちをそしてあなた方自身を大切に思うのであれば、これ以上の追及はやめよ。」

子どもたちが組織へ加わったことをこのページから知ったと述べる家族もいた。このページには、組織によって4年前にベルギーでサッカー選手にしてやると言って誘拐された17歳のマルディン出身のハリル・アルプテキン君と、同じくベルギーから誘拐された15歳のトゥンジェリ出身のシェフムズ・A君の写真もあった。

ハリル・アルプテキン君の母親のファフリエ・アルプテキンさんは以下のように述べた。「彼らは私の息子の写真を掲載して、これ以上の追及をやめさせるために脅しました。ベルギーとドイツから連れ去った10~12歳の子供たちの写真も彼らは掲載しました。その子どもたちすら彼らは脅しているのです。」

■5か月で350人の子ども

警察のデータによるとトルコから最近5か月で350人以上の大学生と高校生が山に連れ去られている。子どもたちの7割が17歳以下である。

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( 翻訳者:小瀬康太郎 )
( 記事ID:34314 )